仏の三身(自性身・受用身・変化身)のなかの一つ。仏すなわち如来の本性としての身をいう。煩悩障と所知障とを滅して最高に清浄となったありようである真如を本体とする。受用身と変化身とを現じるよりどころ。偉大な功徳の法のよりどころであるから法身ともいう。