「さんじゅうさんが」とも読む。
因明における過失は、『入正理論』によると、宗に9過、因に14過、喩に10過あり、総計33の過失になる。
『因明大疏』ではこれを全分・一分・自・他・共などに細別し、二千三百四種の四句あり、したがって総計九千二百十六の過失があるというが、実際には論理学的には益のないものである。