操作

しゃじゅ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2021年6月11日 (金) 21:37時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「=捨受= <big>upekṣā-vedanā</big> (S)  不苦不楽受ともいう。3つの感受作用(楽受・くじゅ|苦受...」)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

捨受

upekṣā-vedanā (S)

 不苦不楽受ともいう。3つの感受作用(楽受苦受不苦不楽受)の一つ。あるいは5つの感受作用(楽受苦受喜受憂受捨受五受)の一つ。
 心にかなうのでもなく心にかなわないのでもない中容な対象に対して生じる、苦でもなく楽でもない感覚をいう。

 不苦不楽受云何。謂、順不苦不楽二、為縁所生、非適悦非不適悦受、受所摂。  〔『瑜伽師地論』9、T30-323b〕
 領中容境相、於身於心非逼非悦、名不苦楽受。  〔『成唯識論』5、T31-27a〕