Mahāyā (S)の音写。
釋尊の生母。カピラヴァストゥ(Kapilavastu)のシュッドーダナ(Śuddhodana、浄飯王)の妃。出産のために実家の父デーヴァダハ(Devadaha、天臂城)のスブースブーティ(Subhūti)王の許に向かう途中、ルンビニー(Lumbinī)園において釋尊を生み、7日目に亡くなられた。 死後、忉利天(Trāyastriṃśa、欲界六天の第2)に生まれたと伝えられ、釋尊はある夏、忉利天に上り、説法されたという伝説もある。