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あなん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2004年3月16日 (火) 05:03時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

阿難 (あなん、aananda、आनन्द (sanskrit))は、釈迦の従兄弟で、十大弟子の一人で「多聞第一」と言われている。「阿難陀」とも書くことがある。

出家後、釈迦に常に近侍し、身の回りの世話も行っていた。そのため教説を最もよく記憶していたので、第1回の経典結集のときにはを口述した。
釈迦生存中には悟っていなかったので、結集の口述ができない立場にあったが、もっとも多く聞いていたので、急遽、摩訶迦葉が指導を続け、その疲れで寝具に倒れこむときに忽然と悟ったので、経典結集に間に合ったという。