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いぎょうぼん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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易行品

いぎょうぼん

鳩摩羅什が漢訳した龍樹十住毘婆沙論第9章を指す。

自身の力に依存して悟りを求める方法に対して仏陀による救済に基づいて悟りを求める立場をあげ,後者を特に強調する。中国,日本の浄土教ではこれを重要視する。

仏法に無量の門がある。世間の道の如く、難もあり易もある。陸の道は歩行するため苦しく、水の道は船に乗るために楽である。菩薩の道もかくのごとく、あるいは勤行精進する。あるいは信方便を持ってする易行があり、すみやかに阿惟越致に至る。  十住毘婆沙論 易行品