いぎょうぼん
鳩摩羅什が漢訳した龍樹の十住毘婆沙論第9章を指す。
自身の力に依存して悟りを求める方法に対して仏陀による救済に基づいて悟りを求める立場をあげ,後者を特に強調する。中国,日本の浄土教ではこれを重要視する。