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みょうごう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2006年6月12日 (月) 13:27時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

名号

 名前、名称、尊称の意味として使われる。

それ、名号を立つるは、尊と為す所以なり     〔韓非子〕詭使

 仏教では、菩薩の名前を意味するが、ことに尊称として用いられる。
 仏菩薩の名前には特別な力を持っているとされ、その名を聞いたり称えたりすると功徳があると信じられた。特に浄土教では、阿弥陀仏の名前を称えたら浄土往生することができるとされ、「南無阿弥陀仏」は六字の名号と言われている。

阿弥陀をたのみ奉りて、ひまなく名号を唱へ、極楽を願ふ     〔発心集〕(2)