dharmataa (skt.)
「実相」あるいは「真如」と同じ。事物の本質、事物が有している不変の本性を意味する。 仏教で法という場合、事物としての意味と、それを成り立たせる真理としての意味をあわせ持っているが、この2面が次第に分離し、存在現象(事物)としての法とその本質としての法性とが相対させられるようになり、特に_唯識派に至ってこの区別が強調されるようになった。
真実・永遠の仏身(法身)を「法性身」、世界を「法性土」などという。