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しあくしゅぜん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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止悪修善

 仏道修行上のの行いをしないようにし、善の行いをつとめてすることをいう。

 戒律は一般に禁止の命令として与えられることが多いが、仏教では、七仏通戒偈にも

諸悪莫作(しょあくまくさ) 衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)

とある。大乗仏教では、戒として律儀戒(りつぎかい)と摂善法戒(しょうぜんぼうかい)と饒益有情戒(にょうやくうじょうかい)の三聚浄戒を説くが、それらは、止悪・修善・利他に相当する。止悪がいわゆる戒律を意味し、修善は八正道六波羅蜜の修習をさす。

ただ罪をつくれば重苦をうけ、功徳を作れば善所に生ずる故に、止悪修善を教ゆるばかりなり    〔一遍語録〕