pratisaMkhyaa-nirosha (skt.)
涅槃の別名。智慧によって煩悩を斷滅させることによって得られる寂静の状態のこと。
「択」とは、鍛錬された判断力・理解力などの智慧のことで、それによって誤った状態や見解から解放されて得られる状態を「択滅」という。 『倶舎論』では、三無為(asaMskRta)の一つとして択滅無為を挙げている。