操作

さんたいげ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2011年2月2日 (水) 00:58時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (新しいページ: '=三諦偈= 『中論』第二十四「観四諦品」の第十八偈に :因縁所生の法は、我れ即ち是れを空なりと説く。また、名...')

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

三諦偈

中論』第二十四「観四諦品」の第十八偈に

因縁所生の法は、我れ即ち是れを空なりと説く。また、名づけて仮名と為す。また、是れ中道の義なり    〔T30, p.33b〕

と説く。ここに因縁によって成立したは、であり、仮名であり、これが中道の義であると説いている。この空・仮・中を智顗は「三諦」と呼んだ。すべてが縁起の現われであるので「三諦円融」という。