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へんげしん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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変化身

 三種の仏のありよう(自性身受用身変化身)の一つ。変化して現れた身。元来は、人びとを救済するためにこの世に具体的に出生し、出家し、修行し、さとり、法を説き、そして涅槃に入った釈迦牟尼をいう。
 その後に成立した仏の三身論のなかの変化身とは、凡夫二乗声聞独覚)を救済する仏身、あるいは十地に入らない菩薩を救済する仏身をいう。

 変化身者、亦依法身、従覩史多天宮、現没受生受欲、踰城出家、往外道所、修諸苦行、証大菩提、転大法輪、入大涅槃故。〔『摂論釈』9,T31-370a〕