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しんふそうおうぎょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2019年1月16日 (水) 09:13時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (心不相応行)

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心不相応行

citta-viprayuktaka-saṃskāra ; viprayuktaka ; viprayuktās saṃskārāḥ (S)
citta-vippayutta-dhamma (P)

 心不相応とは、特に心と相伴う関係にあるのではないもの。それは物でも心でもなくて、それらの間の関係とか力、また概念というような特殊なものを意味する。
 非心非物の原理で行蘊に摂せられる。『法蘊足論』では16を数え、後に『倶舎論』で14種とした。

  • パーリの「citta-vippayutta-dhamma」という語は、パーリ7論にも出てくるが、概念的には説一切有部アビダルマにおいて確立されたとみられる。