「せう」とも読む。インドの毘婆沙の論師の一人。佛滅後400年に出世し、婆沙四評家の一人となり、迦膩色迦王迦湿彌羅國において薩婆多部の三蔵を結集するとき五百賢聖の上座となり、又有部宗輪論を著して小乗の二十部を叙す。