遮那業と関連。
延暦25年(805)正月、最澄の上奏によって制定された天台法華円宗学生の修学しなければならない2つの業をいう。 止観業は法華経・金光明経・仁王経などの諸経を学習し、円頓戒とともに止観つまり定慧を修めて天台円宗の三学を達成しようとするものであり、遮那業は大毘慮遮那経(大日経)を学び、真言密教を勉学しようとするものである。