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うぱか

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

優波迦

upaka の音写。優婆耆婆、憂呼とも音写する。「親近」と訳す。

 釈尊がブッダガヤーで悟りを開き、初転法輪のためにベナレスの鹿野苑に向かう途中で出遭った邪命外道の修行者。

 釈尊の清明な姿を見て、誰について修行をしているのかを尋ね、

我は、師なくて独り悟り、今、法輪を転ずるため、鹿野苑に向かう

と答えたのを聞き、

そのようなこともあろうか

と呟き、首を振りながら去っていった、という。後に、釈尊に帰依したと伝えられる。

参考

  • dhammapada, atthakathaa IV