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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

kārya: phala (S)

 ある原因から生じた結果。果(phala)の種類の代表的な分類として

  1. 異熟果
  2. 等流果
  3. 離繋果
  4. 士用果
  5. 増上果

五果がある。

 因(kāraṇa)を待つとは、謂く、果(kārya)なり。
 若し此れが有無なるとき、彼れも随って有無ならば、此れを定んで因(hetu)と為し、彼れを定んで果(phala)と為す。

 綱目。細かな章節に分けること。科文を立てること。
「七科」七つの種類。〔四教儀註〕

 科とは科の本なり。一本と云ふこと。〔円乗〕
 本とは木の根の事なり。〔香月〕

ka (S)

 悉曇の体文35字、50字門の一つ。経では、この字を首とする業(karma)・作業(kārya)・作者(kartṛ)をもってこの字を釈する。

doṣa: prasańga: vaiṣamikatva (S)

 誤謬。論理的なまちがい。論理的な不一致。