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くうほう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

空法

 我空法空有爲空無爲空等の空理を観ずる法のこと。『般若經』が之を説いている。
 理法。空ということわり。空の教え。

 是の如き過を除かんと欲し、當に諸の利養を離れ、遠離して空閑に在って、空法に於て修習すべし。〔宝積経78、T11-445b〕
 大聖、空法(śūnyatā)を説くは、諸見を離れるが為の故に。〔中論2、T30-18c〕
 諸仏所説の空法(śūnya-dharma)に於て、明了に通達す。〔法華経弟子授記品、T9-27c〕