Skandhila (S)
世親が、『大毘婆沙論』を学びに名を隠してカシュミールに入った時に、それを見破った説一切有部の僧。衆賢の師。
梵名は「塞建地羅」であると、普光の『倶舎論記』巻一にある。
知によって真理を知る眼が開かれることを解悟(開悟)といい、行によって真理を体得することを証悟(悟入)という。