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じたい

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

自体

 あるもののそれそのもの。本体。

 増上縁とは彼の自体を除く余の一切法を謂う。

ātman-bhāva

 自身。自己存在。自己の身体。

 色界無色界の上界の有情は唯だ自体を味著しを味著するに非ず。
 一切の自体の寿量は有限なるが故に一切の自体の諸行は皆な悉く無常なりと知るべし。

svabhāva

 それそのものの本質的なありよう。原語はsvabhāvaで普通は自性と訳される。

 五見の自体とは有身見辺執見邪見などの五をいう。