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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(十六行相)
 
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<big>ṣoḍaśa-ākāra</big> (S)
 
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 16の行相。行相とは認識のありようをいい、苦・集・滅・道の4つの真理(四諦・四聖諦)それぞれがもつ次のような4つのありようをまとめて十六行相という。〔『婆沙』79、T27-408c以下〕:〔『倶舎』26、T29-137a〕
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 16の行相。行相とは認識のありようをいい、苦・集・滅・道の4つの真理([[したい|四諦]]・四聖諦)それぞれがもつ次のような4つのありようをまとめて十六行相という。〔『婆沙』79、T27-408c以下〕:〔『倶舎』26、T29-137a〕
* 苦諦(非常・苦・空・非我)
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* 苦諦(非常・[[く|苦]]・[[くう|空]]・[[ひが|非我]])
 
* 集諦(因・集・生・縁)
 
* 集諦(因・集・生・縁)
 
* 滅諦(滅・静・妙・離)
 
* 滅諦(滅・静・妙・離)
 
* 道諦(道・如・行・出)
 
* 道諦(道・如・行・出)

2020年7月14日 (火) 11:51時点における最新版

十六行相

ṣoḍaśa-ākāra (S)

 16の行相。行相とは認識のありようをいい、苦・集・滅・道の4つの真理(四諦・四聖諦)それぞれがもつ次のような4つのありようをまとめて十六行相という。〔『婆沙』79、T27-408c以下〕:〔『倶舎』26、T29-137a〕

  •  苦諦(非常・非我
  •  集諦(因・集・生・縁)
  •  滅諦(滅・静・妙・離)
  •  道諦(道・如・行・出)