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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 仏道に[[きえ|帰依]]する者の遵守(じゅんしゅ)すべき規則(戒 ziila)を保持し、生活を律して非違のなきよう努めること。一般に[[かいりつ|戒律]]の保持は、仏道実践の基礎とされ、戒・[[じょう|定]]・[[え|慧]]の[[さんがく|三学]]の首に数えられる。
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 仏道に[[きえ|帰依]]する者の遵守(じゅんしゅ)すべき規則(戒 śīla)を保持し、生活を律して非違のなきよう努めること。一般に[[かいりつ|戒律]]の保持は、仏道実践の基礎とされ、戒・[[じょう|定]]・[[え|慧]]の[[さんがく|三学]]の首に数えられる。
  
 
 '''戒'''には、[[ざいけ|在家]]信徒の守るべき「[[ごかい|五戒]]」から[[しゆっけ|出家]]修道者の守るべき「[[ぐそくかい|具足戒]]」に至るまで、繁簡の区別がある。なお[[だいじょう|大乗]]仏教では、別に「[[ぼさつかい|菩薩戒]]」を立て、持戒の完成を[[ろくはらみつ|六波羅蜜]]もしくは十波羅蜜の第二に数える。
 
 '''戒'''には、[[ざいけ|在家]]信徒の守るべき「[[ごかい|五戒]]」から[[しゆっけ|出家]]修道者の守るべき「[[ぐそくかい|具足戒]]」に至るまで、繁簡の区別がある。なお[[だいじょう|大乗]]仏教では、別に「[[ぼさつかい|菩薩戒]]」を立て、持戒の完成を[[ろくはらみつ|六波羅蜜]]もしくは十波羅蜜の第二に数える。
  
 
:持戒にして、よく善利を生ずるを見る    〔[[じゅうじゅうしんろん|十住心論]](3)〕
 
:持戒にして、よく善利を生ずるを見る    〔[[じゅうじゅうしんろん|十住心論]](3)〕

2020年9月1日 (火) 10:16時点における最新版

持戒

 仏道に帰依する者の遵守(じゅんしゅ)すべき規則(戒 śīla)を保持し、生活を律して非違のなきよう努めること。一般に戒律の保持は、仏道実践の基礎とされ、戒・三学の首に数えられる。

 には、在家信徒の守るべき「五戒」から出家修道者の守るべき「具足戒」に至るまで、繁簡の区別がある。なお大乗仏教では、別に「菩薩戒」を立て、持戒の完成を六波羅蜜もしくは十波羅蜜の第二に数える。

持戒にして、よく善利を生ずるを見る    〔十住心論(3)〕