操作

「けろう」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(ページの作成:「=華籠=  華を盛る器。「けこ」「はなど」とも読み、また華筥(けろ)、華皿(はなざら)ともいう。もと衣裓(えこく)、華筐、華...」)
 
(華籠)
 
1行目: 1行目:
 
=華籠=
 
=華籠=
  
 華を盛る器。「けこ」「はなど」とも読み、また華筥(けろ)、華皿(はなざら)ともいう。もと衣裓(えこく)、華筐、華盤と称し、
+
 華を盛る器。「けこ」「はなど」とも読み、また華筥(けろ)、華皿(はなざら)ともいう。もと衣裓(えこく)、華篋、華盤と称し、
高貴の人に華を盛って奉る具であったが、中古以来、[[ほうえ|法会]]の時、[[さんげ|散華]]に用いるようになった。金属製、皿形で、竹籠のようにすかし彫りにし、長い房がついている。これに紙の蓮弁または樒(しきみ)の葉を盛り、[[ぎょうどう|行道]]し、或いは起立して、散華して仏を供養する。
+
高貴の人に華を盛って奉る具であったが、中古以来、[[ほうえ|法会]]の時、[[さんげ|散華]]に用いるようになった。<br>
 +
 金属製、皿形で、竹籠のようにすかし彫りにし、長い房がついている。これに紙の蓮弁または樒(しきみ)の葉を盛り、[[ぎょうどう|行道]]し、或いは起立して、散華して仏を供養する。

2023年4月4日 (火) 21:50時点における最新版

華籠

 華を盛る器。「けこ」「はなど」とも読み、また華筥(けろ)、華皿(はなざら)ともいう。もと衣裓(えこく)、華篋、華盤と称し、 高貴の人に華を盛って奉る具であったが、中古以来、法会の時、散華に用いるようになった。
 金属製、皿形で、竹籠のようにすかし彫りにし、長い房がついている。これに紙の蓮弁または樒(しきみ)の葉を盛り、行道し、或いは起立して、散華して仏を供養する。