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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 この経典は、父母・[[しゅじょう|衆生]]・国王・[[さんぼう|三宝]]の[[しおん|四恩]]を説くことで有名である。中に自性身(じしょうしん)、受用身(じゅゆうしん)(自受用身・他受用身)、変化身(へんげしん)の[[さんじん|三身]]を説き、[[だいえんきょうち|大円鏡智]]などの四智を説き、無漏法爾種子(むろほうにしゅうじ)の説を出し、さらには月輪観(がちりんかん)や三密(さんみつ)も説かれるなどしている。
 
 この経典は、父母・[[しゅじょう|衆生]]・国王・[[さんぼう|三宝]]の[[しおん|四恩]]を説くことで有名である。中に自性身(じしょうしん)、受用身(じゅゆうしん)(自受用身・他受用身)、変化身(へんげしん)の[[さんじん|三身]]を説き、[[だいえんきょうち|大円鏡智]]などの四智を説き、無漏法爾種子(むろほうにしゅうじ)の説を出し、さらには月輪観(がちりんかん)や三密(さんみつ)も説かれるなどしている。
  
 唐の[[ばんにゃ|般若]]訳とされるが、かなり後代に制作されたものと考えられている。
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 唐の[[はんにゃ|般若]]訳とされるが、かなり後代に制作されたものと考えられている。

2009年8月19日 (水) 08:49時点における版

心地観経

8巻。詳しくは『大乗本生心地観経』

 出家して閑静な処に住し、観察して仏道を成就すべきことを説く。

 この経典は、父母・衆生・国王・三宝四恩を説くことで有名である。中に自性身(じしょうしん)、受用身(じゅゆうしん)(自受用身・他受用身)、変化身(へんげしん)の三身を説き、大円鏡智などの四智を説き、無漏法爾種子(むろほうにしゅうじ)の説を出し、さらには月輪観(がちりんかん)や三密(さんみつ)も説かれるなどしている。

 唐の般若訳とされるが、かなり後代に制作されたものと考えられている。