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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

 
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Bimbisaara (skt. pali)、瓶沙(びょうしゃ)と音写。
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Bimbisāra (skt. pali)、瓶沙(びょうしゃ)と音写。
  
 
 古代インドのマガダ国の王。[[おうしゃじょう|王舎城]]に住み、仏教信者となって[[しゃくそん|釈尊]]とその教団を護持した。彼は王舎城で[[たくはつ|托鉢]]し修行している出家直後の釈尊の姿を見て感動し、財産を与えて出家を止めさせようとしたと伝えられる。しかし[[じょうどう|成道]]後の釈尊を王舎城に迎えて篤く保護した。<br>
 
 古代インドのマガダ国の王。[[おうしゃじょう|王舎城]]に住み、仏教信者となって[[しゃくそん|釈尊]]とその教団を護持した。彼は王舎城で[[たくはつ|托鉢]]し修行している出家直後の釈尊の姿を見て感動し、財産を与えて出家を止めさせようとしたと伝えられる。しかし[[じょうどう|成道]]後の釈尊を王舎城に迎えて篤く保護した。<br>
 
 彼は息子の[[あじゃせ|阿闍世]]王子に幽閉され死亡した。后は[[いだいけ|韋提希]]夫人(ぶにん)。
 
 彼は息子の[[あじゃせ|阿闍世]]王子に幽閉され死亡した。后は[[いだいけ|韋提希]]夫人(ぶにん)。

2017年4月14日 (金) 08:17時点における最新版

頻婆娑羅

Bimbisāra (skt. pali)、瓶沙(びょうしゃ)と音写。

 古代インドのマガダ国の王。王舎城に住み、仏教信者となって釈尊とその教団を護持した。彼は王舎城で托鉢し修行している出家直後の釈尊の姿を見て感動し、財産を与えて出家を止めさせようとしたと伝えられる。しかし成道後の釈尊を王舎城に迎えて篤く保護した。
 彼は息子の阿闍世王子に幽閉され死亡した。后は韋提希夫人(ぶにん)。