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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(六入処)
 
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 精神活動がそれを通じて起こる六つの領域。対象をとらえる6つの場。心と[[ごかん|五官]]。内の六入とは[[ろっこん|六根]]、外の六入とは[[ろっきょう|六境]]を意味し、合わせて十二入([[じゅうにしょ|十二処]])という。六つの感受機能。[[じゅうにいんねん|十二因縁]]の第五支。
 
 精神活動がそれを通じて起こる六つの領域。対象をとらえる6つの場。心と[[ごかん|五官]]。内の六入とは[[ろっこん|六根]]、外の六入とは[[ろっきょう|六境]]を意味し、合わせて十二入([[じゅうにしょ|十二処]])という。六つの感受機能。[[じゅうにいんねん|十二因縁]]の第五支。
  
[[ゆいまきょう|維摩経]]』T14-549b, 555a、『[[ちゅうべんふんべつろん|中辺分別論]]』相品 T31-452a
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:圓滿者。謂由六入能生長故。    〔『[[ちゅうべんふんべつろん|中辺分別論]]』相品 T31-452a〕
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[[ゆいまきょう|維摩経]]』T14-549b, 555a

2018年4月15日 (日) 23:22時点における最新版

六入処

ṣaḍ-āyatana ; saḷ-āyatana (S)

 精神活動がそれを通じて起こる六つの領域。対象をとらえる6つの場。心と五官。内の六入とは六根、外の六入とは六境を意味し、合わせて十二入(十二処)という。六つの感受機能。十二因縁の第五支。

圓滿者。謂由六入能生長故。    〔『中辺分別論』相品 T31-452a〕

維摩経』T14-549b, 555a