「ごぶほっしん」の版間の差分
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
(同じ利用者による、間の3版が非表示) | |||
5行目: | 5行目: | ||
解いたもの、即ち[[ねはん|涅槃]]のこと。解脱智見とは、己が解脱したのを確認する智慧のこと。<br> | 解いたもの、即ち[[ねはん|涅槃]]のこと。解脱智見とは、己が解脱したのを確認する智慧のこと。<br> | ||
このうち、初めの3つは修因であって、後の2つは結果である。結果の中に涅槃の智慧を挙げたものである。この5種の法をもって[[ぶつ|佛]]の[[たい|体]]とするので[[ほっしん|法身]]という。[[さんしん|三身]]の中の法身であり、初期仏教の説明に出る。 | このうち、初めの3つは修因であって、後の2つは結果である。結果の中に涅槃の智慧を挙げたものである。この5種の法をもって[[ぶつ|佛]]の[[たい|体]]とするので[[ほっしん|法身]]という。[[さんしん|三身]]の中の法身であり、初期仏教の説明に出る。 | ||
+ | |||
+ | * [https://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mode=detail&useid=1851_,44,0863a29&key=%E5%A4%A7%E4%B9%97%E7%BE%A9%E7%AB%A0&ktn=&mode2=2| 大乗義章 20本、T44-850b] |
2021年10月20日 (水) 20:07時点における最新版
五分法身
1に戒、2に定、3に慧、4に解脱、5に解脱智見、これを五分法身という。
戒定慧は三学という。解脱とは、慧によって惑を断じ、惑の繋縛
解いたもの、即ち涅槃のこと。解脱智見とは、己が解脱したのを確認する智慧のこと。
このうち、初めの3つは修因であって、後の2つは結果である。結果の中に涅槃の智慧を挙げたものである。この5種の法をもって佛の体とするので法身という。三身の中の法身であり、初期仏教の説明に出る。