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2024年4月4日 (木) 14:26時点における版
梵天
brahmā ब्रह्मा(S)
ヴェーダ祭祀の根本原理たる中性的ブラフマン(梵)はヴェーダ時代後期より男神ブラフマーの形をとり、プラジャーパティ神(prajaapati、創生主)にとってかわるようになる。ヒンドゥー教では破壊・維持を司るシヴァ、ヴィシュヌに対し生成の神として重んぜられるが、他の2神ほどの勢力は持たない。
仏典では「梵天常童子」「梵天娑婆主」などが登場し、梵天は一般に帝釈天と並ぶ諸天の長の位を占める。仏に転法輪を勧めるいわゆる梵天勧請の物語は名高い。
『Brahma-saṃyuttaṃ』の第6編第1節に、「懇請」という経典があり、これがそれにあたる。ただし、同じ経典だが、伝える部派によって少しづつ違いがある。ノートにこの経典を入れておく。
なお、梵天の住する色界の初禅天、大梵天・梵輔天・梵衆天の総称ともする。遺例に、東大寺三月堂の乾漆像(奈良時代)、唐招提寺金堂像(木造、奈良時代)、教王護国寺講堂像(木造、平安前期)などがある。
wikipediaの梵天 [1]