「おんりえど」の版間の差分
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浄土教の用語で、[[ごんぐじょうど|欣求浄土]]と対句で使われることが多い。この[[しゃば|娑婆]](しゃば)世界を穢(けが)れた国土([[えこく|穢国]])として、厭い捨て去るという意味であり、[[あみだぶつ|阿弥陀]]仏が作った[[ごくらく|[極楽]]世界は清浄な国土であるから、そこへの[[おうじょう|往生]]を切望するという意味である。 | 浄土教の用語で、[[ごんぐじょうど|欣求浄土]]と対句で使われることが多い。この[[しゃば|娑婆]](しゃば)世界を穢(けが)れた国土([[えこく|穢国]])として、厭い捨て去るという意味であり、[[あみだぶつ|阿弥陀]]仏が作った[[ごくらく|[極楽]]世界は清浄な国土であるから、そこへの[[おうじょう|往生]]を切望するという意味である。 |
2006年11月11日 (土) 15:01時点における版
厭離穢土
(おんりえど、えんりえど)
浄土教の用語で、欣求浄土と対句で使われることが多い。この娑婆(しゃば)世界を穢(けが)れた国土(穢国)として、厭い捨て去るという意味であり、阿弥陀仏が作った[極楽世界は清浄な国土であるから、そこへの往生を切望するという意味である。