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「リシ・パタナ」(聖仙の住むところ)とも呼ばれることがある。[[ガンジス]]河中流域にある[[ヒンドゥー]]教の聖地[[ベナレス]](ヴァラナシ)市の北東約7キロメートルにあり、現在のサールナートのこと。西暦前3世紀の[[マウリヤ]]王朝から12世紀のパーラ王朝に至るまでのストゥーパ([[とう|塔]])、[[そういん|僧院]]の遺構が出土して、インドの国標とされるライオン像、刻文を有するアショーカ王([[あいくおう|阿育王]])建立の石柱がある。 | 「リシ・パタナ」(聖仙の住むところ)とも呼ばれることがある。[[ガンジス]]河中流域にある[[ヒンドゥー]]教の聖地[[ベナレス]](ヴァラナシ)市の北東約7キロメートルにあり、現在のサールナートのこと。西暦前3世紀の[[マウリヤ]]王朝から12世紀のパーラ王朝に至るまでのストゥーパ([[とう|塔]])、[[そういん|僧院]]の遺構が出土して、インドの国標とされるライオン像、刻文を有するアショーカ王([[あいくおう|阿育王]])建立の石柱がある。 | ||
− | + | :日本では「鹿苑」を「[[かせぎのその]]」と訓読して、釈教歌(しゃっきょうか)や法文歌(ほうもんか)に出てくることがある。 |
2008年9月24日 (水) 09:33時点における版
鹿野苑
mRgadaava (skt.) migadaaya(pl.) 略「鹿苑」
釈尊が成道の後、5人の修行者に最初に説法(初転法輪)した地のこと。
「リシ・パタナ」(聖仙の住むところ)とも呼ばれることがある。ガンジス河中流域にあるヒンドゥー教の聖地ベナレス(ヴァラナシ)市の北東約7キロメートルにあり、現在のサールナートのこと。西暦前3世紀のマウリヤ王朝から12世紀のパーラ王朝に至るまでのストゥーパ(塔)、僧院の遺構が出土して、インドの国標とされるライオン像、刻文を有するアショーカ王(阿育王)建立の石柱がある。
- 日本では「鹿苑」を「かせぎのその」と訓読して、釈教歌(しゃっきょうか)や法文歌(ほうもんか)に出てくることがある。