「しゅくえん」の版間の差分
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過去の生存でなした行為([[ごう|業]])と現在この身に生じたその結果との因果関係([[えん|縁]])をいう。「宿因」ともいう。 | 過去の生存でなした行為([[ごう|業]])と現在この身に生じたその結果との因果関係([[えん|縁]])をいう。「宿因」ともいう。 | ||
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これより派生して、漢訳仏典では、「宿縁」「[[しゅくごう|宿業]]」「[[しゅくせ|宿世]]」と、もっぱら「過去の生存以来の」「前世からの」もしくは「過去世の」「前世の」の意味で使う。[[りんね|輪廻]]思想に基づく、新しい用法である。 | これより派生して、漢訳仏典では、「宿縁」「[[しゅくごう|宿業]]」「[[しゅくせ|宿世]]」と、もっぱら「過去の生存以来の」「前世からの」もしくは「過去世の」「前世の」の意味で使う。[[りんね|輪廻]]思想に基づく、新しい用法である。 | ||
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2008年12月9日 (火) 22:41時点における版
宿縁
puurva-yoga पूर्वयोग (skt.) 「すくえん」読むこともある。
過去の生存でなした行為(業)と現在この身に生じたその結果との因果関係(縁)をいう。「宿因」ともいう。
漢語の「宿」には、「かねてからの」「ひさしい」という意味がある。
- 宿、久也 〔小爾雅〕
これより派生して、漢訳仏典では、「宿縁」「宿業」「宿世」と、もっぱら「過去の生存以来の」「前世からの」もしくは「過去世の」「前世の」の意味で使う。輪廻思想に基づく、新しい用法である。
多くは「puurva」(पूर्व)の訳語として用いられる。