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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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「布沙他」「布灑他」「布薩陀婆」などと音写。「淨住」「善宿」「長養」と漢訳する。
 
「布沙他」「布灑他」「布薩陀婆」などと音写。「淨住」「善宿」「長養」と漢訳する。
  
 
 [[しゅっけ|出家]]の場合は、半月ごと‥‥15日と29or30日‥‥に衆僧を集めて[[かいほん|戒本]]を説いて、浄く戒を守って善法を長く養とすることをいう。また、[[ざいけ|在家]]の場合は、[[ろくさいにち|六斎日]]に寺院に集まって[[はっかい|八戒]]を保って、説法を聞き僧を供養する。これによって、所作の法について「説戒」あるいは「八戒」といい、その功能について「'''布薩'''」という。
 
 [[しゅっけ|出家]]の場合は、半月ごと‥‥15日と29or30日‥‥に衆僧を集めて[[かいほん|戒本]]を説いて、浄く戒を守って善法を長く養とすることをいう。また、[[ざいけ|在家]]の場合は、[[ろくさいにち|六斎日]]に寺院に集まって[[はっかい|八戒]]を保って、説法を聞き僧を供養する。これによって、所作の法について「説戒」あるいは「八戒」といい、その功能について「'''布薩'''」という。

2017年7月27日 (木) 19:22時点における最新版

布薩

upavasatha (S), uposatha (P)→poṣadha (P)
「布沙他」「布灑他」「布薩陀婆」などと音写。「淨住」「善宿」「長養」と漢訳する。

 出家の場合は、半月ごと‥‥15日と29or30日‥‥に衆僧を集めて戒本を説いて、浄く戒を守って善法を長く養とすることをいう。また、在家の場合は、六斎日に寺院に集まって八戒を保って、説法を聞き僧を供養する。これによって、所作の法について「説戒」あるいは「八戒」といい、その功能について「布薩」という。