「有為」の版間の差分
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+ | :何らを有爲と謂ふや。頌に曰く「又諸'''有爲法'''とは、謂く[[しき|色]]等の[[ごうん|五蘊]]なり」 〔倶舎論 T29-22a〕 |
2016年11月3日 (木) 04:05時点における版
有為
saMskRta (S)
「つくられたもの」という意味。因と縁の和合によってつくりだされた(為作・造作・有作の)諸現象をいう。
因縁によってつくられた生滅変化するもの。
直接原因、間接原因によって成立した事物。無為の対。