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2007年11月19日 (月) 08:51時点における版
華厳宗
日本では、南都六宗の一つであり、奈良の東大寺を総本山とする宗派。
中国の華厳宗
唐代の杜順を始祖として、至相、賢首と相続し、彼が体系を作ったので、賢首宗とも呼ばれる。
賢首から、清涼、宗密と続き、以上の5人が大唐の五組と言われる。
宋代の浄源は、大唐の五祖の上に、インドの馬鳴と龍樹を置いて七組を唱えた。
日本の華厳宗
日本には、公式には、天平8年、唐の道璿が来朝して、華厳の章疏を伝えた。
これ以前に、新羅の審祥が唐に行き、賢首について華厳を学び、来朝して大安寺に住んだという記録が残っている。天平12年、良辨が審祥を東大寺の羂索堂に迎えて、初めて華厳を講義させたことが初めである。