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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 [[ちぎ|智顗]]が具えていた十種の勝れた徳。[[かんちょう|潅頂]]が智顗の講義を筆録してできた『[[ほっけげんぎ|法華玄義]]』の巻頭に挙げる。
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 [[ちぎ|智顗]]が具えていた十種の勝れた徳。[[かんじょう|潅頂]]が智顗の講義を筆録してできた『[[ほっけげんぎ|法華玄義]]』の巻頭に挙げる。
  
 
# 他より聞かずして佛乗を解する
 
# 他より聞かずして佛乗を解する

2011年2月2日 (水) 01:03時点における版

十徳

 智顗が具えていた十種の勝れた徳。潅頂が智顗の講義を筆録してできた『法華玄義』の巻頭に挙げる。

  1. 他より聞かずして佛乗を解する
  2. 入定して旋陀羅尼を得る
  3. 帝京に二法()を弘める
  4. 名声を捨てて山谷に隠れる
  5. 陳隋二国の師となる
  6. 太極殿に『仁王般若経』を講ず
  7. 帝に三礼される
  8. 高僧百官に讃嘆される
  9. 法華経』の円窓を玄悟する
  10. 草稿なしに弁舌流れるごとし

の十徳である。