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「なんでんだいぞうきょう」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(南伝大蔵経)
(南伝大蔵経)
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*律蔵  1-5巻
 
*律蔵  1-5巻
 
*経蔵が6-44巻
 
*経蔵が6-44巻
::長部経典:6-8
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::長部経典  Dīghanikāya  :6-8
::中部経典:8-11下
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::中部経典  Majjhimanikāya :8-11下
::相応部経典:12-16下
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::相応部経典 Saṃyuttanikāya :12-16下
::増支部経典:17-22下
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::増支部経典 Ańguttaranikāya :17-22下
::小部経典:23-44
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::小部経典  Khuddakanikāya :23-44
 
*論蔵が45-58巻
 
*論蔵が45-58巻
  

2017年4月17日 (月) 08:01時点における版

南伝大蔵経

65巻70冊。

南方仏教諸国に伝えられて来たパーリ語の三蔵を和訳したシリーズ。原始仏教・南方仏教研究のために不可欠なテキストである。
1935-41年に高楠順次郎の監修でわが国の仏教学者が総力を挙げて分担翻訳した。

内容:

  • 律蔵 1-5巻
  • 経蔵が6-44巻
長部経典  Dīghanikāya  :6-8
中部経典  Majjhimanikāya :8-11下
相応部経典 Saṃyuttanikāya :12-16下
増支部経典 Ańguttaranikāya :17-22下
小部経典  Khuddakanikāya :23-44
  • 論蔵が45-58巻

そのほか三蔵外の文献として

弥蘭王問経:59上・下巻
島王統史(ディーパヴァンサ)・大王統史(マハーヴァンサ):60-61巻
清浄道論(しょうじょうどうろん):62-64巻

南方の上座部の三蔵を中心とする文献をまとめて訳出したこのシリーズは、その索引などとあわせて極めて貴重である。