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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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<big>adhimukti</big> (S)。信解、解脱とも訳す。<br>
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<big>adhimukti</big> (S)。[[しんげ|信解]]、[[げだつ|解脱]]とも訳す。<br>
 
 心所(心のはたらき)の名。[[くしゃ|倶舎]]宗では十大地法の一つ、[[ゆいしき|唯識]]宗では五別境の一とする。<br>
 
 心所(心のはたらき)の名。[[くしゃ|倶舎]]宗では十大地法の一つ、[[ゆいしき|唯識]]宗では五別境の一とする。<br>
 
 [[いんか|印可]](認めてよいと許す、印定忍可)の意味で、対象に対して明らかに「このものはこのようである」と理解して断定する精神作用。判断作用の一部。
 
 [[いんか|印可]](認めてよいと許す、印定忍可)の意味で、対象に対して明らかに「このものはこのようである」と理解して断定する精神作用。判断作用の一部。

2017年7月20日 (木) 05:37時点における最新版

勝解

adhimukti (S)。信解解脱とも訳す。
 心所(心のはたらき)の名。倶舎宗では十大地法の一つ、唯識宗では五別境の一とする。
 印可(認めてよいと許す、印定忍可)の意味で、対象に対して明らかに「このものはこのようである」と理解して断定する精神作用。判断作用の一部。

障礙

 単に障、あるいは礙ともいう。
 すべてものごとが生じたり、持続したりする上に妨げとなるのをいう。

 また二つの物質が抑え合って同時に同一の空間占有することができないのを障礙有対という。対礙に対する語。