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なんでんだいぞうきょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2006年6月11日 (日) 17:11時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (南伝大蔵経)

南伝大蔵経

65巻70冊。

南方仏教諸国に伝えられて来たパーリ語の三蔵を和訳したシリーズ。原始仏教・南方仏教研究のために不可欠なテキストである。
1935-41年に高楠順次郎の監修でわが国の仏教学者が総力を挙げて分担翻訳した。

内容:

  • 律蔵 1-5巻
  • 経蔵が6-44巻
長部経典:6-8
中部経典:8-11下
相応部経典:12-16下
増支部経典:17-22下
小部経典:23-44
  • 論蔵が45-58巻

そのほか三蔵外の文献として

弥蘭王問経:59上・下巻
島王統史(ディーパヴァンサ)・大王統史(マハーヴァンサ):60-61巻
清浄道論(しょうじょうどうろん):62-64巻

南方の上座部の三蔵を中心とする文献をまとめて訳出したこのシリーズは、その索引などとあわせて極めて貴重である。