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ほうぞうぶ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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法蔵部

Dharmaguptaka (S)
部派の名。

 紀元前2世紀初期頃の成立したと推定される。思想内容の詳細は不明だが、五蔵説を主張したこと、また仏塔信仰の果報を唱えたことなどが知られている。
 分派には二説ある。

  1. 上座部説一切有部化地部→法蔵部 『異部宗輪論』の説
  2. 上座部→化地部→説一切有部・法蔵部 『島史』@セイロン

 上座部の系統に属するが、その説はむしろ大衆部に近かったらしい。

四分律はこの部派が伝持したものである。