操作

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2018年8月12日 (日) 18:59時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 ()

artha (skt.) の訳。

 ① 意味、わけ。② 道理。③ 意義、価値、利益。などの意味がある。
 ②の意味で、正しい伝統の道理を「正義(しょうぎ)」と言い、そうでないものを不正義・邪義・異義という。究極の道理を完全明了に示しているものを「了義」といい、そうでないものを不了義・未了義という。この了義・不了義を合わせて二義という。「義相」とは、立てた義理のすがた、あるいは義理と相状の意味であり、義路とは、道理のすじみちである。

 慚愧に詳しい。

vicikitsā (skt.)の訳。

 心所〔心のはたらき〕の一つ。真理に対して心がためらい決定しないことを言う。の反対語。

 倶舎宗では、不定地法の一つ。唯識では6根本煩悩の一つ。