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しゅくえん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2008年12月9日 (火) 22:44時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

宿縁

puurva-yoga पूर्वयोग (skt.) 「すくえん」読むこともある。

 過去の生存でなした行為()と現在この身に生じたその結果との因果関係()をいう。「宿因」ともいう。

 漢語の「宿」には、「かねてからの」「ひさしい」という意味がある。

宿、久也    〔小爾雅〕

これより派生して、漢訳仏典では、「宿縁」「宿業」「宿世」と、もっぱら「過去の生存以来の」「前世からの」もしくは「過去世の」「前世の」の意味で使う。輪廻思想に基づく、新しい用法である。

 多くは「puurva」(पूर्व)の訳語として用いられる。