自らのさとりの力。自ら修得した功徳力。自己の智解、分別の力をいう。〔『倶舎論』 10巻12c〕〔『起信論』 T32-575c〕〔慈雲『短編法話』〕
vīrya (S), viriya (P) 〔長阿含経、T1.15a〕
adhyātma-bala (S)
自力をもって計らうこと。他力の救済を疑い、自分の修めた小善を廻向すること。参考:自力他力