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なんでんだいぞうきょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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南伝大蔵経

65巻70冊。

南方仏教諸国に伝えられて来たパーリ語の経典を和訳したシリーズ。
原始仏教・南方仏教研究のために不可欠なテキストである。
1935-41年に高楠順次郎の監修でわが国の仏教学者が総力を挙げて分担翻訳した。
その内容は、三蔵中の律蔵が1-5巻、経蔵が6-44巻(長部経典:6-8、中部経典:8-11下、相応部経典:12-16下、増支部経典:17-22下、小部経典:23-44)、論蔵が45-58巻、そのほか三蔵外の文献として、弥蘭王問経:59上・下巻、島王統史(ディーパヴァンサ)・大王統史(マハーヴァンサ):60-61巻、清浄道論(しょうじょうどうろん):62-64巻などがある。

南方の上座部の三蔵を中心とする文献をまとめて訳出したこのシリーズは、その索引などとあわせて極めて貴重である。