saMghaavazeSa (skt.) 「僧伽婆尸沙」
僧伽に残りがあるという意味。波羅夷を犯した比丘は、僧伽で救済の方法はない。自動的に追放になるが、僧残罪を犯した比丘は、僧伽で助けることができる。すなわち僧伽の決議によって、犯罪比丘に贖罪をさせ、一週間のあいだ如法に懺悔を修すれば、罪を浄めて、僧伽の認定によって、再び清浄比丘の資格を回復する。僧伽に裁量権があるので僧残という。