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そうざん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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僧残

saMghaavazeSa (skt.) 「僧伽婆尸沙」

 僧伽に残りがあるという意味。波羅夷を犯した比丘は、僧伽で救済の方法はない。自動的に追放になるが、僧残罪を犯した比丘は、僧伽で助けることができる。すなわち僧伽の決議によって、犯罪比丘に贖罪をさせ、一週間のあいだ如法に懺悔を修すれば、罪を浄めて、僧伽の認定によって、再び清浄比丘の資格を回復する。僧伽に裁量権があるので僧残という。

僧伽とは、四人以上の比丘が結界内に和合生活をする時、僧伽が成立する。ただし、出罪の決定をなす僧伽は、二十人以上の比丘がいなければならない。