ちくりんしょうじゃ
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竹林精舎
釈尊時代、中インドの最強国であったマガダ国の首都、王舎城(ラージャグリハ。現在のビハール州ラージギル raajgir)の郊外につくられた僧園。
サンスクリット名ベーヌバナ・カランダカ・ニバーパveNuvana-kalandaka-nivaapaといい、詳しくは迦蘭陀(からんだ)竹園などと訳される。
迦蘭陀長者が寄進したものとも、カランダカ kalandaka というリスあるいは鳥の住する竹で囲まれた園林をビンビサーラ bimbisaara王が奉献したものともいう。これは釈尊によって初めて受納された僧園で、成道後の第2、3、4年目の雨安居をここで過ごしたと伝えられる。
玄奘によれば、この東に仏陀入滅に際して八分された舎利の一つを祀る、阿闍世王によって建てられた仏塔があったという。