操作

こくうぞうぼさつ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2023年10月18日 (水) 09:10時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「=虚空蔵菩薩= <big>Ākāśagarbha</big> (S)  『大集経(虚空蔵品)や『虚空蔵菩薩経』などに説かれる虚空のご...」)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

虚空蔵菩薩

Ākāśagarbha (S)

 『大集経(虚空蔵品)や『虚空蔵菩薩経』などに説かれる虚空のごとく無量の智慧功徳を蔵する菩薩のことである。密教の教主である大日如来の働きのうち、「虚空」と「蔵」という特性を持った菩薩である。
 虚空は何ものにも打ち破られないから無能勝であり、蔵はすべての人びとに利益安楽を与える宝を収めているという意味である。胎蔵曼荼羅虚空蔵院の主尊、金剛界曼荼羅では賢劫(げんごう)十六尊中にある。また、虚空蔵は金剛界大日,地蔵は胎蔵大日で、両者同体ともいわれ、あるいは明星はこの尊の化身であるともいわれる。
 求聞持法の本尊としても有名である。