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こんごうはんにゃきょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2004年7月21日 (水) 00:40時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

金剛般若経

vajracchedikaa-prajJaapaaramitaa (sanskrit)
具名:金剛般若波羅蜜経(こんごうはんにゃはらみつきょう)
略名:金剛般若経、金剛経
漢訳:6種の漢訳があるが、通常は鳩摩羅什訳が用いられる。

般若経典類の一つで、の用語を使用しないで「空」を説いている。一切のモノへの執着を離れて、さらに「私」という観念をも退けることによって仏陀さとりは得られるとする。

応無所住而生其心(おうむしょじゅうにしょうごしん)

これにその意味が込められている。

この経典によって霊現を得た話が、唐の孟献忠編『金剛般若経集験記』などに残されている。


祇園精舎における仏陀とスブーティとの対話。 般若経典の中では般若心経に次いで最も広く読まれる ことに禅宗では五祖弘忍(こうにん)以来重要視されている。