操作

サーンキヤ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2008年1月18日 (金) 14:37時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (新しいページ: '=サーンキヤ= saaMkhya साँख्य (skt.)  カピラ(kapila、(前)350-250(頃))という名の聖仙を開祖とするバラモン教(婆羅門教)の一学...')

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

サーンキヤ

saaMkhya साँख्य (skt.)

 カピラ(kapila、(前)350-250(頃))という名の聖仙を開祖とするバラモン教(婆羅門教)の一学派で、「数論」と漢訳される。

 現存する最古の典籍は、イーシヴァラクリシュナ(iizvarakRSNa、4世紀)の『サーンキヤ・カーリカー』(数論頌)で、とくにその転変説(開展説)が、仏教の縁起説に対する外道の代表的邪説とされた。

 『数論頌』は、その注釈とともに真諦によって『金七十論』と題されて漢訳され、江戸時代に盛んに研究された。