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じょうじゅう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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常住

nitya (skt.)

 生滅・変化なく、永久に常に存在すること。無常の対語。迷い有為の世界が無常であるのにたいし、悟り無為の世界は永遠であると考えられている。

 真理が永遠であること。2種の常住が区別されることがある。

  1. 生滅・変化の全くない静的・固定的な常住(kuuTasthanitya)
  2. 常に変化を繰り返しながらも永遠に存在し続けていく動的な常住(pariNaaminitya)
衆生の尽く仏と作(な)ることなければ、如来の常住なりといふこと明らかなり    〔勝鬘経義疏