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びばしゃし

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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毘婆沙師

vaibhāṣika (S)

 説一切有部の所依の論書である『大毘婆沙論』を造った人びと。北インドのカシミール地方で活動した。

 『倶舎論』も説一切有部の論書ではあるが、そのなかで、世親

毘婆沙師の伝説するところは是の如し

と述べて、毘婆沙師の説を引用しているが、これは、内心はその説に賛同していないことを意味している。外道すなわち仏教以外の派の人びとは、説一切有部をも含めて毘婆沙師と呼ぶ。